エピテーゼ療法
2011/06/01
手術やけがなどで体 ( 特に顔面 ) の一部を失ってしまった患者様に、シリコンなどの人工材料で、以前の見ためとそっくりな人工物を作る特殊技術です。この治療方法の歴史は古く、昔は戦争などで傷ついた兵士に木や陶器、金属で作られた人工の目や鼻、耳、指などを作っていましたが、シリコンゴムが開発されてからは、本物と区別がつかないほどの出来栄えになったそうです。このエピテーゼの作り方が義歯 ( 入れ歯 ) を作る技術と全く同じな為、現在では歯科医師がこの治療を行っています。
顔面に大きな傷のあるがん患者様や事故で顔面の一部を失ってしまった患者様の中には、『傷を見られたくない。』等で、引きこもりがちな生活を強いられている方もいらっしゃれると思います。
このような患者様の社会復帰のお手伝いとして、この治療方法はとても有効なものです。
しかし、まだまだ一般的にはあまり知られてはいません。そのような患者様に、ぜひエピテーゼ治療を知っていただければと思っております。
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